産地行脚も後半戦。楽しい時間は過ぎるのが早いですね・・・。
まずは、4月に放送された鉄腕DASH!!でも取り上げられた、
有名なミディ胡蝶蘭の産地、椎名洋ラン園さんに訪問。
最初の子供の状態。ここから次の段階へ行くまでに半年かかります・・・。
(椎名さんのランは平均で1年半ほどかけて出荷されています)
植え替え作業。少し大きなポットへ、水苔からバークへ変更します。
*バークといっても他にもいろいろ混ぜてあり、中身は研究の繰り返しだとか。
まずは蒸し暖かい部屋で生育。ある程度になったら開花調整のため涼しい部屋へ。
こちらが開花した状態。ここから支柱を立てて、花形を整えていきます。
製品化へ。器へ2~3ポットの胡蝶蘭を寄せて、完成。
こちらは出荷作業。なんせ椎名さん大規模なので、出荷量も半端じゃないです・・・。
椎名さんはミディ胡蝶蘭(輪の小さい胡蝶蘭)を世に広めたといっても過言ではありません。
この胡蝶蘭達は新品種開発のための、交配されている胡蝶蘭達。
こちら交配して、種がたまった状態。ここから種を取り出して、様々な過程をへて、
新品種が誕生していきます。新品種の誕生~出荷までは約4年かかります・・・。
二代目の椎名さんは同世代で、もともとは花業界ではない学校・就職を
されていたとのこと。だからこそまた新しい視点で販売ができているのだと思います。
私とほぼ同じ境遇だったので、話しも盛り上がりました。本当にありがとうございます。
次は、すぐ近くにある、さぎやまのはなさんへ訪問。当社の婚礼で
利用しているガーベラがほとんどがさぎやまさんのガーベラになります。
こちら1週間前に植えたガーベラの株達。8月頃から出荷開始となるお花達です。
こちらは出荷待ちのガーベラさん達。さぎやまさんは出荷日にしかお花を採花しないので、
鮮度が抜群です。採花~消費者までの時間を如何に短くするか。大きな命題ですね。
ガーベラは山の間に溝があり、ここに水を流しこんでおくと、下の根がお水をしっかり
吸ってくるのだとか。まだまだ知らないことだかけですねー。
こちらは土の浄化作業。植え替え前に実施します。よい花作りの最大の要因は
よい土作りですからね。新しい方法を日々研究されているようです。
さぎやまさんも、二代目の方が同世代で、これまたいろんな話しで盛り上がりました。
これからの花業界、一緒に盛り上げていきましょう。!!