昨日に引き続き、切花の日本一の大産地、愛知産地見学報告です。
今日は菊の大産地ならではの、輪菊専用の施設「MumPort」の紹介です。
外見だけ見ると、普通のお花の集荷場なんですが・・・
ざっくりとした全体図です。もう工場ですよ、まさに「港」です。。
まず生産者さんからお花がゴザみたいなものに巻かれて集荷場に集まります。
それを緑色の専用の箱に入れますが、全て箱にはICタグが着いていて、
この後全ての工程の履歴が細かく記録されていきます。(結構ハイテクです)
緑箱に入った菊を専用を機械に1本1本入れていくと・・・
よく見えないと思いますが、菊の重さが自動的に図られて・・・
重さ毎に菊が仕分けされます(自動に。規格わけ作業のようなものですね)
10本たまると、それを機械が自動に束ねられて、また緑箱に入ります。
そんな自動のお花の仕分け機が全12台!
*大きな生産者さんは農家毎にこの機械を保持しているんだとか・・・
仕分けされたお花は茎の下を一度切りまして・・
水上げされます。菊は箱での在庫期間が長いので、これが大切なんでしょうね。
こんな感じでどんどんと菊が運ばれていきます・・・ホント驚きの光景ですよ・・・。
そして最後の機械へ菊も突入へ!!
よく見えないと思いますが、水をきって、機械ではこばれ・・・
箱の中に詰められていきます。ここまで全自動に近いのだから、びっくりですよ、本当に。
最後に担当者がかならず検品をして、箱の封が閉じられます。
その後は専用のすごーーく大きな冷蔵庫へ。(写真じゃ全然伝わりませんね・・・)
こんな感じに詰め込まれること、最大で3000ケース以上。さすが菊ですね、量が違います。
最後にまたまた自動的に仕訳されて各市場への菊が旅立っていきます。。
自動的なところばかり紹介しましたが、なんだかんだ言っても手作業で別作業も沢山あります。
これは湿式の菊。当社もこんな状態で貰えたら嬉しいなー。
以上、わかりにくい写真ばかりで申し訳ないのですが、
こればっかりは是非現場言って見てみて下さい。ある意味人生感が変わります・・・。
今回は2日間、かなり強行日程でしたが、案内頂いた沢山の皆様、
本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。