強い社員の育て方
今週の本は【絶対に会社を潰さない強い社員の育て方】です。
小山さんの本は何冊か読んでいますが、正直今までの繰り返しです。
が読んだことのない人には小山流が伝わりやすい一冊だと思います。
考え方の根本は私も参考にしている一倉定氏の考え方です。
相変わらずエッジの効いた考え方で、私は結構好きです。
◇印象深い言葉は以下の通り。
1.それなりの人材を採用して仕組みを作って方針を明確にして、愚直に同じ事くりかえす
2.中小企業の経営は外的要因には影響されにくく、内的要因社員のやる気に業績が左右する
3.中小企業の多くは評価体系がない。評価体系が明確化され、結果を公表し、評価の善し悪しは自分次第と教える。
4.社内の問題の最終責任は社長にある
5.優秀な人材がいないと嘆く社長は多いけれど。問題なのは社長が社員の力を100%発揮できる環境作っていないこと。
6.会社はお客様を満足させる前にまずは社員を満足させないといけない。社員満足度の大きな柱は給与と賞与。
7.商品で差別化できないならば人で差別化するしかない。
8.多くの会社が社員勉強会を開催しているが。私から見ると教えることばかりに力を入れて左右てることに無関心。
9.明確な目的を持った仕組みを作り上げられれば飲み会でさえ会社を変える。
10.会社に必要な人材とは、「社長の方針をそのまま実行できる人」。つまり「素直な心」をもった社員が必要。
◇明日からの実行
1.人で差別化する。そのために人材育成には最大限お金を使うことを常に考える。
2.社員を常に観察し学び、社員にあった教育環境を準備すること。
3.基本的に社員は、結果ではなく、プロセス重視で評価する。
一番大切なことは社長が一貫した方針を示し、一貫した言動を繰り返すことですよね。
すべては社長次第です。