うんちくを語る

ヌボー生花店 山崎年起

2013年04月08日 08:17




お花は主に女性向けの比較的専門的な分野になるので、

「うんちく」がとっても大切です。


楽天で売れている花屋のページなんか見ていても、化粧品や健康食品と同じように、

非常に縦長ページが多く、語って語って語りまくっていますよね。

(私個人としてはこういったページは苦手ですが・・・)


これはネットに限らず、実店舗でも一緒。

来店くださったお客様に、ただお花を選んでもらって、ただ商品を提供しているだけでは、

セルフ販売となんらかわらない。人が接客している意味がない。


大切なのはちょっとした「うんちく」。

お花の生産地、産地さんの紹介、実際の日持ち情報や、飾り方など、

うんちくといっても、いかに「お客様にとってうんちくのように聞こえるか」という、

一種のプレゼンテーション能力だと思います。


今、とにかく花屋にもとめられているのは、このプレゼンテーション能力。

これがないと絶対10年後生き残っていけないと思う。


実店舗で「人がたって接客する意味はなにか」。

これに明確な答えと、それを実行できた花屋だけが生き残っていけるのではないか。

常にそういう危機感の中で仕事をしていくべきだと、強く感じています。