うんちくを語る
お花は主に女性向けの比較的専門的な分野になるので、
「うんちく」がとっても大切です。
楽天で売れている花屋のページなんか見ていても、化粧品や健康食品と同じように、
非常に縦長ページが多く、語って語って語りまくっていますよね。
(私個人としてはこういったページは苦手ですが・・・)
これはネットに限らず、実店舗でも一緒。
来店くださったお客様に、ただお花を選んでもらって、ただ商品を提供しているだけでは、
セルフ販売となんらかわらない。人が接客している意味がない。
大切なのはちょっとした「うんちく」。
お花の生産地、産地さんの紹介、実際の日持ち情報や、飾り方など、
うんちくといっても、いかに「お客様にとってうんちくのように聞こえるか」という、
一種のプレゼンテーション能力だと思います。
今、とにかく花屋にもとめられているのは、このプレゼンテーション能力。
これがないと絶対10年後生き残っていけないと思う。
実店舗で「人がたって接客する意味はなにか」。
これに明確な答えと、それを実行できた花屋だけが生き残っていけるのではないか。
常にそういう危機感の中で仕事をしていくべきだと、強く感じています。