相手のことを考える

ヌボー生花店 山崎年起

2013年05月17日 08:40




あるレンタルショップに行った時の話。

お会計でお金を支払い、さて帰ろうかと思っていた矢先。

店員さんがレンタルDVDとレシートをしながらあたふたし始めました。


なにも店員さんは語らず、ただ待ちぼうけ。

待っている時間って妙に長く感じるもの。

やっと出てきた一言が。「泊数を登録ミスしたので・・・」


電卓を持ち出し、計算をし始めて、また待たされる。

またやっと出てきた一言が。「75円差額になります。」とカルトンを差し出される。


1005円を渡したら、また電卓で計算しはじめ、

時折考える人状態(顎に手を添える)で固まる店員さん。

結構待たされたあげくに最後は結局、おつり930円(1005円-75円)のはずが、

なぜが960円渡される。店員さんはパニック状態。でも本気でその金額だと思っている。


等々、この間かなり長い間、無言の待ち時間があり、久しぶりに少しイラっとしてしまいました。

店員さんの問題点は「相手のことを全く考えていない」こと。

店員さんがとるべき行動は「相手にいかに待たせずスムーズに対応するか」であって、

「自分が身に起きた問題を解決する」ことではないはず。(このニュアンスの違い通じるでしょうか)


なにか起きたときこそ、「相手の立場にたって考える」ことが大切。

今回の場合早々にホウレンソウしてでも(他の店員さんは忙しそうでもなかったし)、

協力して解決すればよかったものを、本人だけで無理やり解決しようとするから問題が大きくなる。

「問題を解決すること」しか考えていないから、相手は不審に思いし、イライラする。


あぁ、こういう話をしても、自分に置き換えられるかどうかですけどね。

結局まったく同じ出来事が自分に起きることは少ないわけですが、

「似たような出来事」を見つけて、それを「相手の立場で考えた場合、どうすべきか」と

考えられるかどうか。こういった話が活かされるかどうかはそれで決まってしまうわけですが、、、


どんな出来事がおきても、どんな話を聞いても、ピンと来る人、来ない人。

それだけで成長できるかどうかが決まってしまうわけで、それってどうしたら鍛えられるのか。

まだまだ私には答えが見つかっていません。