地場コーナーの花
昨日のある店舗でのお話。
そのお店はスーパーのテナントとして出店しています。
そのスーパーの中には、地場コーナーがあり、野菜だけでなく、
地元農家さんが作ったお花が山のように販売されます。もちろん価格は格安。
しかも販売場所が、当社の店舗から約10m。ばっちり目視できる距離。
しかも、たまたまそのスーパーの近くには、最近Aコープ(JA)の大型店も出来たため、
そちらにも大量に地場の格安なお花が並んでいます。
そんなわけか、当社の努力不足か、昨日その店舗、数字が苦戦しており、
店長がぼそっと一言。「地場コーナーにこれだけお花並んだの初めてなので・・・
さすがに厳しいですね・・・。どうしましょう・・・。」
そんな時の私の一言は、大抵こんな感じ。
「そんなことより、目と鼻の先にあれだけ安い花があるにもかかわらず、
これだけ沢山のお客さんが当社のお花を買ってくれているよね。
その人達はなぜ当社に来てくれていると思う?
数字云々より、まずはその方々の期待にしっかりと答えること、
そして、期待以上のサービスができるよう、精一杯のサービスをすること。
それに集中してほしい。販売員が元気なかったら、お客様が困るんだよ!」
私自身も常に数字を意識しよう、と伝えてはいますが、それは閉店後でもOK。
開店中は無我夢中でお客様へサービスしてほしいと心から願います。
お客様はそれをヌボー生花店に期待して、高いお花、購入くださっているわけですからね。
まぁしかし、店長の悲しい気持ち、すごくよくわかりますけどね・・・
人間は感情の生き物ですからね。やっぱり目と鼻の先で、家主さんに
お花を安売りされたら、悲しいですよね。それは否定できません。