読書マラソン vol.30
読書マラソンもついに30冊目。新人スタッフが選んでくれた一冊。
◇ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと
◇鎌田 洋 (著)
◇発売日: 2011/10/20
物語を通じて、仕事の本質を伝えている本です。
物語なので大変読みやすく、それでいて深いなーと感じます。
この本を読んで「感じられる」かどうか、人それぞれでしょう。
ディズニーやスターバックスは本当に素晴らしい会社として認知されていて、
関連の本は山のように出ていますが、
ある意味この本は「ディズニーはすごい!」っていうのを、それほど出していません。
ディズニーだって完璧じゃない、そんな部分も垣間見れて、
関連本の中では少し異質に感じます。*逆に私はそれが好きでした。
本の中に「私は娘にホウキとチリトリを持たせたくて大学に行かせたわけじゃない」
ってくだりがあるんですが、私も以前、ヌボー生花店の新卒採用をやっていた時に、
「親には、花屋になるために大学にいかせたわけじゃない、って反対されていまして・・・」
って学生に会ったことがあります。あの時の無なしさは忘れられませんね。
この本のように、ヌボー生花店で働くすべての人財が、
家族からみても誇れる仕事をしている、って思ってもらえるような会社にすること。
それが私の目標の1つですが、そのわけはそんな学生がいたことが原点になっています。