読書マラソン vol.33

ヌボー生花店 山崎年起

2013年08月21日 07:32





読書マラソン33冊目。暇な時間に読んだ一冊。(社員選定ではありません)


◇働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」
◇稲盛和夫 (著)
◇発売日: 2009/4/2


タイトル通り、稲盛氏が考える「何のために働くか」をまとめた一冊ですね。

賛否両論ある本だと思いますよ、多分ダメな人にはダメ、

いいね!という人にはとてもいい本、そんな評価がわかれる一冊でしょうね。


私はもちろん「いいね!」派ですし、本当に「働き方」に関する考え方が

凝縮された一冊だと思います。ただ仮に社員に読ませたとして、どう思うのか?

そこは考える必要があるのかな、って思います。


今の時代は「共感」の世の中。共感してもらえないと、次に進めないんですよね。

私自身、会社の中で本を選定し、社員に読書をしてもらっているわけですが、

一番注意しなければならないのは、「考え方の押し付け」ではなく「共感を得てもらうこと」。


40人いれば、100%共感ってことはありえませんが、少しでも多くの人に共感してもらえる

ような、そして結果的に学習効果の高い本を選定すること。それに尽きると思っています。


「こうして欲しい」「ああしてほしい」ではなく、「これはどう思う?」「あればどう考える?」

の考え方。そんな会話の仕方を社員と心がけねば、と常に思っています。


本の内容とはそれましたが、稲盛さんのような働き方ができる人が増えれば、

間違いなく経済は上向きますけどね・・・。やる気のある若いビジネスパーソンには、

是非読んでもらって、1つでも多くのことを実践して、次世代につなげていってほしいと願います。