[product]お花の販売価格について

ヌボー生花店 山崎年起

2013年12月23日 11:06





早速すんませんが、曜日毎にテーマ決めると、あまりに書きにくかったので、

朝令暮改で辞めます。でも一応テーマのいずれかに従って書きたいと思います。


今日は「花業界」について。


いよいよクリスマスと年末商戦に突入ですね。

需要時期となれば、当たり前だけど相場は高騰。。。

農作物である以上、相場があるのは当たり前です。致し方ない。


でもでも、野菜や果樹と違って、そうはいっても御客様にはその知識はあまりない。

相場を反映した値段を御客様に伝えると、「高いよね…」と一言付いてきたりする。

農作物である以上、それは仕方のないことだといえば、それまでだけど、

それが本来的に良いの事なのかどうか、正直なところ私もまだはっきりと答えて出ていません。


現状当社の状況をお伝えすると、御客様への価格の明瞭さを重視し、以下のようにしています。

・基本的に全ての切花は年間の平均仕入価格を全て分析し、値付けを行っている。

・そのため年間通じて値段は変更しない。8割以上の切花の値段は、通年同じ価格。

・母の日のカーネーション、クリスマスの赤バラ、3月のカスミ草、皆年中同じ価格。

・価格の改定は年2回。トレンドを見ながら変更しますが、殆ど改定はしていない(最近は)。


それでも、価格は変更していませんが、

商戦になるたびに「お花普段より高いね…」って声が出ます(特に年配の方より)。


これからの花の販売価格と、相場の関係性はどうあるべきか、

あきらからにこれから生産コストが上がっていく中で、どう販売価格をコントロールしていくか。

たぶんこれから一生尽きない悩みだと思います。








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