[Management]勉強の仕方

ヌボー生花店 山崎年起

2014年01月29日 07:25




現在、社内の実技の検定期間中です。

毎晩、級別に検定を実施し、各自の技術を図るための試験を行っています。

指導者も毎日、試験官として指導にあたっています。本当に皆、努力しています。


ただ。。。。全般的に努力の仕方に問題ありますね。

例えるなら・・・

「サッカー選手が、普段のランニングや筋トレをせずして、

ゲーム形式の練習ばかりしていたとして、その人は一流になれるのでしょうか?」

「なにかの検定を受けるとします。その検定の問題範囲、過去の問題を

確認せずして、その試験に受かることができるのでしょうか?」

「プラモデルを作るとして、そのプラモデルの説明書を読まずして、

そのプラモデルを作ることができるでしょうか?」


全体的に、花束やアレンジする技術について、学びを感覚でやりすぎです。

せっかく会社から「採点項目」を開示しているのに、それを記憶していない。

それで上達する、はずがない。(たまたま上手くいっても、将来上達しない)


本来であれば、以下のような手順で勉強すべきです。

①まずはしっかりと「採点項目」を理解する。その項目毎の「意味」を理解する。(P)

②花束・アレンジを作ってみる。そして”自分で採点項目に従って採点する”。(D)

③指導者にも採点してもらい、”どの採点項目に差異があるのか確認する”。(C)

④差異があった場所に関して、指導者に指導頂き、再発防止策を考える。(A)

あとは②~④の繰り返し。いわゆるPDCAってやつ、そのままです。


全体的にみていると、みんな②④しかやってない。

①③をやらないから同じミスをする。なにが正解かわからなくなる。


大切なのは、テクニックを学ぶのではなく、”考え方を学ぶ”という考え方です。

筆記試験だと、誰でも大抵は自然とPDCAをやるんですが(義務教育の成果でしょう)、

実技試験になると急に感覚でやろうとするんですよね(勉強の仕方が応用できていない)。

難しいですね、本当に。



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