一流の価格差

世の中全般に言えることだと思いますが、一流と普通との商品やサービスの
価格差がどんどん縮まっていると思います。例えば食べ物でも、本当に手間暇かけて
生産された美味しい食材も、結構な安値で売っていたりします。
しっかりとしたサービスするHOTELなんかも、今ではかなり安い値段で泊まれたりします。
これって消費者目線で短絡的に見れば良いことなのかもしれませんが、
長期的な目線や経済活動の視点から見れば、本当に良いのかと疑問に思います。
安かろう悪かろう、は価格競争でよいと思いますが、本当に価値のある商品・サービスには
本来価格を支払うべきであり、提供者側も価格をもらえるよう、伝え方を努力すべきです。
ある意味では、提供者側が、本当に良いものに対して価値を見出せていないのかもしれません。
我々花屋も、日々品質抜群の花もあれば、いまいちな花もありますが、しっかりとした
判断ができず、同じような価格で販売していることが多々あり、私としては大変問題視しています。
ヌボー生花店としては、しっかりと目利きができ、その価値を消費者にしっかりと伝え、
その対価をしっかりと貰える会社でありたいと思います。そういう会社が生き残らない限り、
頑張っている生産者が報われないし、花の価値が今以上に広まっていくことはないのでは
ないかと思っています。そのためにも1人1人のスタッフの一流に触れる時間をもっともっと
増やさなければと思うのですが・・・・。長野で一流のサービスを提供している会社があれば
是非教えて欲しいと思う、今日この頃です。