思いを語る

昨日、愛知県からわざわざ生産者さんが来店くださり、
意見交換させて頂きました。初対面でしたが、盛り上がりましたよ。
最近、業界の初対面の方には、できるだけ私の考えを素直に
思いを込めてお伝えしています。伝えないと伝わらないんですよね、やっぱり。
最近思うんですが、例えば私が他社の花屋さんを視察を行くとして、
以前はただ店を見て、あれが素晴らしい、ここはちょっと・・、とか言ってましたが、
全然意味ないんですよね。それよりも、その店の店長なり経営者さんと一緒に
その店を見て、「なぜ」を繰り返す。これが本当に勉強になる。
なので今回のように逆の立場の場合は、「なぜの答え」を常に伝え続ける。
なぜ鮮度にこだわるのか、なぜFlowerStoryを毎週発行しているのか、
なぜ国産にこだわるのか、なぜ入荷日表示をしているのか。
言い出せばきりがありませんが、全ての戦略・戦術には理由があって、
その理由を知らなきゃ(伝えなきゃ)、お互いなんの学びにもつながらない。
その上で、お互い思いを共感して、パートナーとして一緒に仕事ができるかどうか。
はたまた今後も意見交換したい相手なのかどうか、お互い見極めるのだと思います。
昨日は話しすぎてしまいました。次、私が伺った際には、「聞く」に徹します。
「聞く」と「語る」の使い分けが大切だと感じる今日このごろです。