聞く態度

第一印象が何で決まるか。それを法則化した有名な「メルビアンの法則」。
これで第一印象にかぎらず、コミュニケーションにおいては全てに言えますよね。
特に聞く態度。コミュニケーションにおいて「聞く」ことは最も重要なスキルだと
いうことは明白の事実ですが、どうも「聞くことが苦手だ」という人の話を聞いていると
「見た目(姿勢・態度)」を意識していない人が多いように感じます。
「聞く」で最も重要なことは、「聞く姿勢を整える」こと。
メルビアンの法則同様に、話し手から聞き手がどう見えるのか、そこさえ意識すれば、
基本的に「聞く」ことは十分にできると思います。(質問とかは二の次)
「聞く姿勢」を学ぶためには、逆のことをやってみればいい。例えば、
1. 数名でグループを作る。
2. 話し手は何の話でもよいので、1分~2分話しをする。
3. 聞き手は話を聞く際、以下のことをそれぞれ実験してみる。
A: 聞き手はわざと「まったく相槌を打たない」ようにする。
B: 聞き手はわざと「まったく話し手の顔を見ない」ようにする。
C: 聞き手はわざと「眉間にシワを寄せて面白くなさそう」にする。
D: 聞き手は「相槌をうち、相手の顔をみて、楽しそう」にする。
4. A~Dそれぞれ実施してみて、話し手がどう感じるが、OutPutする。
グループ全員で交代交代、話し手の立場を全員でやってみれば、
どれだけA~Cやられるのが辛いのか、よくわかると思います。
そして、最後のDがどれだけ気持ち良いものか、心に感じることができると思います。
定期的にこれを実施すると、聞く能力はぐっと上がるのではないでしょうか。