裏表がない

裏表がない


今、読書マラソンしていますが、ある本の中に、

「おもてなしの語源は”裏表なし”」 とあり、深く納得しました。


さらに、裏表がある事例として、「言葉」が紹介されていました。

表向きは ⇒ お客様第一、お客様のために、サービスは心をこめて

社内では ⇒ 顧客を囲い込め、効率化を考える、利益確保


どんな会社だってきっと言っていることだと思います。

問題は、その行為自体がどうのこうのではなく(囲い込みも効率化も利益も悪いわけじゃない)、

その言葉の表現を、表裏一致させることができないか、ということ。


たとえば、長野市の中央タクシーさんの企業理念「お客様が先、利益は後」という表現は、

お客様への満足を重要視しながらも、最終的には利益も確保する、という意味では、

お客様の前で使っても社内で使っても、まったく違和感のない、

そして双方にとって価値のある言葉だろうと思います。まさに裏表がない言葉。


お客様の前で発する言葉も、社内で発する言葉も、

同じ言葉で、お客様にとっても社内にとっても意味のなす言葉であれば表裏がなくなる。

そういったこだわりをもつことで、最終的には従業員の「おもてなしの心」を教育することになる。


そんな意味だと私は受け取りました。

要はお客様と社内で伝える言葉を変えないこと。

そんな言葉を作り上げられるように、社内の言葉を考え尽くすこと。


うーん、難しいけど、本当に重要ですね。がんばろう!






2013年08月03日 Posted byヌボー生花店 山崎年起 at 07:03 │Comments(0)

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