地場コーナーの花

地場コーナーの花


昨日のある店舗でのお話。

そのお店はスーパーのテナントとして出店しています。


そのスーパーの中には、地場コーナーがあり、野菜だけでなく、

地元農家さんが作ったお花が山のように販売されます。もちろん価格は格安。

しかも販売場所が、当社の店舗から約10m。ばっちり目視できる距離。


しかも、たまたまそのスーパーの近くには、最近Aコープ(JA)の大型店も出来たため、

そちらにも大量に地場の格安なお花が並んでいます。


そんなわけか、当社の努力不足か、昨日その店舗、数字が苦戦しており、

店長がぼそっと一言。「地場コーナーにこれだけお花並んだの初めてなので・・・

さすがに厳しいですね・・・。どうしましょう・・・。」


そんな時の私の一言は、大抵こんな感じ。

「そんなことより、目と鼻の先にあれだけ安い花があるにもかかわらず、

これだけ沢山のお客さんが当社のお花を買ってくれているよね。

その人達はなぜ当社に来てくれていると思う?

数字云々より、まずはその方々の期待にしっかりと答えること、

そして、期待以上のサービスができるよう、精一杯のサービスをすること。

それに集中してほしい。販売員が元気なかったら、お客様が困るんだよ!」


私自身も常に数字を意識しよう、と伝えてはいますが、それは閉店後でもOK。

開店中は無我夢中でお客様へサービスしてほしいと心から願います。

お客様はそれをヌボー生花店に期待して、高いお花、購入くださっているわけですからね。


まぁしかし、店長の悲しい気持ち、すごくよくわかりますけどね・・・

人間は感情の生き物ですからね。やっぱり目と鼻の先で、家主さんに

お花を安売りされたら、悲しいですよね。それは否定できません。






2013年08月13日 Posted byヌボー生花店 山崎年起 at 05:00 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。